事業概要

栄養の力で人びとを健康に、
幸せにするために
栄養は食を命に結び、栄養は健康を生み培う力
健康が基本的人権であるなら、
栄養は健康の根源をなす人権であり
すべての人に、適切な栄養を享受できる権利を保障
栄養実践科学の専門的かつ戦略的な教育、研究及び技術開発と、
その成果の発信交流及び共有基盤の構築及び運営を行うことにより、
保健医療福祉栄養の発展と拡充、並びに国内外の公衆栄養の普遍的で
持続的な向上に寄与することを目的とします。


事業
- 1 包括的で大胆な戦略と周到な戦術に資する事業
- 2 SDG‘sの要請に則って整えられた物的及び制度的な資源の整備確立及び拡充に資する事業
- 3 栄養実践科学を身につけて、人びとの支援をとおして栄養不良をなくす闘いを担うよい質の専門職をより多く生み出す事業
第三の栄養実践科学を身につけて人びとに奉仕する
よりよい質の専門職をより多く生み出す事業を主軸として、第一の戦略と戦術、
及び、第二の物的及び制度的な資源の整備確立及び拡充に資する事業を行う
-
1
栄養実践科学に係る専門職の教育及び研修
-
2
栄養実践科学に係る戦略的調査研究及び同調査研究助成
-
3
栄養実践科学に基づく栄養食事療法その他の保健医療福祉等に係る栄養の指導及び管理に関する技術開発
-
4
栄養実践科学に係る国際的栄養専門職の人材育成支援
-
5
各号の事業成果の発信交流及び共有基盤の構築及び運営
実践栄養科学に基づくPDCAサイクル
戦略と戦術及び物的及び制度的な資源の整備確立及び拡充に資する事業とするために、
実践栄養科学に基づくPDCAサイクルによる事業を展開します。
P計画
保健医療福祉等に関する情報の収集・整理・分析
- 教育プログラムの研究・開発
- 人材育成計画の作成方法・教材の開発
D実行
収集した情報の分析結果などから教育システムの研究・技術開発
- 実践・研究
- モデル事業実践活動の支援
- 産学官等連携健康セミナー企画
C評価
科学的根拠に基づく健康・栄養施策や栄養指導の方法の研究・教材開発
- データ分析、情報共有・提供
- モニタリング、データの整理・集積
A改善
実践栄養科学を身につけた専門職の人材育成・教育研修
- 教育システムの研究・開発
機能
-
1
教育の質の保障・向上
学び続ける管理栄養士・栄養士を育てる実践的な教育方法の改善・開発、及び最先端研究と現場の課題を結びつける「実践につながるプラットフォーム」を構築します。また、他領域からの多様な情報が集まり、交流できる「ダイバーシティサロン」として効果的な事業を展開します。 -
2
シンクタンク機能
企業・大学・研究機関・行政等との連携・協働による産学官連携によるシンクタンク機能を持ち、調査・研究・開発を展開し、エビデンスを創出します。 -
3
情報発信機能
管理栄養士・栄養士による教育研究・実践の成果を蓄積し、業務の実践に生かすとともに、先進的な教育研究及び実践の成果を国内外に情報発信します。
栄養実践科学の実装
管理栄養士・栄養士の専門職としての質の担保
Professional Education / Professional Study教育の質の保障・向上
- 多様な管理栄養士・栄養士が習得した知識技能を社会で活用できるために教育の質の保障・向上
- 多様で柔軟な教育体制の構築、教育内容・方法の改善・開発
- 多様な人材の受け入れ促進、リカレント教育・留学生交流の推進
研究力の向上
- 大学・研究機関・学会等と連携し、次世代を担う研究人材の確保
- 民間企業と連携し、研究支援体制の構築、学術研究・基礎研究等を支える資金
- 政策に資する研究成果の蓄積・発信、研究機関・行政機関等との連携、情報収集
教育研究基盤・
ガバナンス強化
財政支援による経営基盤の強化を通じて教育研究基盤を強化
-
経営基盤・ガバナンス強化
事業評価に基づく資源配分の適正化 -
人的・物的リソースの強化
教育及び調査・研究・開発の展開、情報公表の仕組み構築 -
産学官
本格的な産学官との連携の拡大による外部資金獲得の実現
連携の推進
2024基本方針・事業計画
栄養実践科学の専門的かつ戦略的な教育、研究及び技術開発と、
その成果の発信交流及び共有基盤の構築及び運営を行うために、
管理栄養士・栄養士を中心とした専門職の教育の全体的なシステムの整理・検討を行うとともに、
研修体系の構築、モデル研修の実証・検証します。
また、多様で質の高い研究・開発に向け、産学官連携・協働を推進します。
-
1
栄養実践科学に係る専門職の教育及び研修
教育の全体システムの整理・検討(検討会の設置)- 多様化する研修ニーズに対応するため、新たなモデル研修等を開発・企画し、実証・検証
- eラーニングシステムやデジタルコンテンツ、サテライト等のICTを活用や新たな学びの手法の研究・開発
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2
栄養実践科学に係る戦略的調査研究及び同調査研究助成
実践的な研修等の推進(モデル研修の開発・実証・検証)- 公益社団法人日本栄養士会「生涯教育制度」の現状と課題を整理し、今後のあり方について検討
- 専門職としての資の担保・向上のための効果的・効率的な教育体制を構築するために、教育内容・ 方法の改善・開発とともに、キャリアステージに合わせた研修体系について検討
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3
栄養実践科学に基づく栄養食事療法その他の保健医療福祉等に係る
産学官連携によるシンクタンク機能の構築に向けた検討・推進
栄養の指導及び管理に関する技術開発- 大学や企業、関係機関、民間団体等と連携し、ネットワークを構築するとともに、新たな研究・開発 に向けた支援の確保・環境づくりを推進
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4
栄養実践科学に係る国際的栄養専門職の人材育成支援
- 2の事業として取り組む、実践的な研修等の推進(モデル研修の開発・実証・検証)から得られた 知見や技術を活用して、人材育成支援について検討
-
5
各号の事業成果の発信交流及び共有基盤の構築及び運営
情報の蓄積・共有・活用・発信(ホームページ・シンポジウム)- 行政機関・研究機関・学会等と連携し、政策に資する研究成果の蓄積・発信の仕組みを検討
- 情報を発信するとともに、本機構の役割や取組への理解を深めるためのシンポジウムを開催